世界最大の天然ガス会社であるロシアのガスプロム社は27日、東部のパイプラインを経由する天然ガスの供給をめぐる中国石油天然ガス集団公司との協議を急ぎ、2013年末までの調印を目指していると明らかにしました。
同社が27日に発表した声明によりますと、この日、中国石油天然ガス集団公司の蒋潔敏会長とガスプロム社のアレクサンドル・メドベージェフ副社長が会談し、双方は供給量や供給時間、供給期限などを確認しました。また、その他の条件についていち早く合意するため、専門家同士の協議を急ぎ進めると表明しました。
専門家は、世界のエネルギー市場におけるロシアの見通しは楽観視できるものではなく、アメリカの「シェールガス革命」により世界のエネルギー市場が激変しているほか、中国もシェールガスの自主開発に積極的であるため、「天然ガスの供給会社には圧力となっている」との見方を示しています。(万、中原)
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