米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは22日、イギリス国債の格付けをを最上位の「Aaa」から「AA１」に１段階引き下げました。イギリスが、大手格付け機関で最上位を失ったのは、1978年以来初めてです。

　ムーディーズ・インベスターズ・サービスはその声明で、イギリス国債の格下げの理由について、「経済成長が極めて鈍いことと、債務負担が重くなる一方だからだ」とし、「向こう数年間、経済成長の鈍化が続くだろう。債務の増加で、政府の赤字削減計画が大きな試練にさらされる。この状態は次回の議会まで継続するだろう」と予測しています。（朱丹陽　志摩）

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