北京市は今年、電話でタクシーを呼ぶサービスを普及し、客の流れが集中する場所に、タクシー配車スタンドを増設する予定です。

　昨日、20日に開催した全市渋滞排除・通行保障の活動会議で、北京市交通委員会は、今年、電話でタクシーを呼ぶサービスの普及に力を入れ、4時間予約制度を立ち上げ、客の流れが集中するところにタクシー配車スタンドを増設すると発表しました。

　6.66万台のタクシー保有量を超えないことを前提にして、交通専門家たちは、「道路を走行し、客を乗せる」、「手を挙げて止める」タクシーの運営方式はすでに古いものだと指摘しました。タクシーの拾いにくさを緩和するため、タクシー管理の効率を向上させなければなりません。タクシーを合理的に配備し、例えば、全市統一のタクシーコールシステムを構築し、電話でタクシーを呼ぶサービスを普及します。これで、乗客の需要を満たせることだけではなく、空車運行を減らし、渋滞も緩和できます。

　北京市交通委員会はこのほど、走行ルート検索、安全管理と電話でタクシーを呼ぶ機能などを搭載する、全市カバーのタクシー管理運営システムを構築し、現在ある、タクシー会社の自主管理システムと交換し、乗客の電話を受けると、同システムは最も近くを走るタクシーを配車することができるようになると表しました。（陳博、志摩）暮らし・経済へ