中国税関総署が発表した最新データによりますと、2012年、中国とアラブ湾岸諸国の貿易額は前年比15.9%増で1550億ドルを突破し、中国とアラブ諸国の貿易総額の7割近くを占めているということです。
湾岸諸国とは、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーン、クウェート、カタール、バーレーンの6カ国を指しています。2012年、この地域からの中国の輸入額は1007億ドル、中国からの輸出額は543億ドルに達しています。中でも、サウジアラビアが西アジアおよびアフリカ地域における中国最大の貿易相手であり、2012年の中国とサウジアラビアの貿易額は前年比13.9%増で、732億ドルを上回りました。現在、中国はアメリカを超え、サウジアラビアの最大の貿易相手となっています。
中国商務省の仇鴻次官補は、「中国とアラブ諸国、特に湾岸諸国との経済貿易協力の内容も絶えず豊かになっており、従来の石油化学、軽工業から機械製造や自動車組み立てなどの分野に拡大している」と述べました。(万、大野)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |