中国科学院の大気汚染防止専門研究チームは3日、観測結果から、北京や天津、河北で1月、深刻な大気汚染が5回発生し、その主な原因は、自動車の排気ガスや暖房用の石炭燃焼、バイオマス燃焼などと発表しました。
研究チームの王躍思研究員は「北京でのPM2.5の主要発生源で1番となるのは自動車の排気ガスで、全体の約4分の1を占めている。次は石炭燃焼と越境大気汚染で、それぞれ5分の1を占めている。近年、揮発性の石油とガス、バイオマス燃焼の排出量が急速に上昇しているが、そのコントロールを強化するとともに、工場や道路の埃による汚染への対応も改善すべきだ」と述べました。(馬ゲツ・山下)暮らし・経済へ
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