中国外務省の洪磊報道官は1日の定例記者会見で、米国元高官の釣魚島問題についての発言に関する報道について記者の質問に答えました。
記者は、「報道によれば、米国のアーミテージ元国務副長官がNHKの取材に対し、去年の10月、彼を含む4人のアメリカ政界要人と学者が中国を訪問し、中国側と釣魚島問題について討議したということだ」として、これについての中国側のコメントを求めました。それに対して、洪磊報道官は、「この報道内容は明らかに事実無根だ。釣魚島問題に関する中国の立場は明確であり、一貫している。中国の指導者は米国を含む各国の訪問者に、釣魚島とその付属島嶼は中国固有の領土であり、歴史的にも法的にも根拠があると何度も強調してきた。これはいかなる人も抹消できないことだ。アメリカは中国の領土主権に関わる問題において、歴史と事実を尊重し、誤った情報を出さないようにすべきだ」と述べました。(ZHL、大野)
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