香港特別行政区の梁振英行政長官は16日施政方針を発表し、「香港の大気の質を全面的に改善し、2020年までに新たな指標を達成したい」と述べました。
梁行政長官は、「香港政府は、市民の健康を大前提に大気汚染対策を決めていく。環境・エネルギー・輸送・都市計画など政策面の連携、および広東省との協力を通じて、大気の質を全面的に改善する」と述べました。
梁行政長官はさらに、「今後7年は多くの鉄道路線が開通する予定で、香港の鉄道整備は実りの時を迎える。公共交通のシステムが整うことで、排気ガスによる大気汚染を減らす良いチャンスとなる」と話しました。
一昨年の香港では、大気汚染物質となる微小粒子や窒素酸化物、二酸化硫黄の最大の排出源は船舶でした。これに対して、梁行政長官は昨年9月から、低硫黄のディーゼル油の使用を奨励するなどしていることも明らかにしました。(鵬、大野)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |