中国の北京市では、あと1週間足らずで地下鉄6号線1期工事部分、10号線2期、8号線2期南部分と9号線北部分の4本の新路線が開通します。25日、北京地下鉄の広報担当者は、「新しい路線の電車は時速35キロで走行し、朝夕のラッシュアワー時には5分以内の間隔で運行する」と述べました。

　今回開通する4路線は北京の繁華街を通過するため、6号線が開通する日の乗客は延べ34万人を超す見込みです。

　6号線の今回開通するのは1期工事部分で、2014年、2期工事部分が東の通州まで、2015年は西の苹果園まで延伸します。完成した6号線は北京を東西に横断して地下鉄1号線と平行して走るため、既存路線の混雑が大幅に緩和される見込みです。

　これら4路線の各駅には、バリアフリーの昇降口が設けられ、エレベーターも設置されます。また、9号線の軍事博物館駅は当分1号線と直接乗り換えられません。1号線が40年前に建設されたため、他路線との接続が想定されていないため、工事が難しいということですが、来年には乗り換えが実現できるということです。（ooeiei、大野）暮らし・経済へ