中国国家発展改革委員会の公共栄養発展センターの指導の下、中国深センにある保健製品会社・湯臣倍健(By-Health)の栄養健康センターが中山大学の公共衛生学院、広東省栄養協会と共に、「2012年湯臣倍健中国国民健康報告書」を発表しました。この報告書によりますと、体重が正常範囲にある人のうち約4割が慢性疾患の可能性があることが明らかになりました。
今回の報告書は、一年間かけて全国の27省・市で202回の住民の健康状態を測定する活動を行い、集められた約10万件のデータを基に作成されました。それによりますと体重過多、肥満症、高血圧、動脈硬化症、骨粗鬆症などが多くみられ、特に高度肥満症と肥満症の割合は都市の規模による差はほとんど見られず、全般的な問題となっているようです。
ここ数年、中国では慢性疾患が死亡原因のトップとなっています。高齢化、都市化プロセスが加速したことによる不規則な生活や飲食習慣、運動不足などが主な要因と見られています。(孫、吉野)
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