世界貿易機関（WTO）は10日、中央アジアのタジキスタンの加盟を承認しました。

　WTOの規則により、タジキスタンは来年6月7日まで国内での批准手続きを終え、30日後に159番目の加盟国になる見込みです。

　タジキスタンのラフモン大統領は、WTOのラミー事務局長と調印式に参加しました。ラフモン大統領は「今日はタジキスタンの歴史上の一里塚になり、今後の社会、経済の発展に強固な基礎を定めた」と述べました。

　タジキスタンは2001年に加盟申請し、11年間を経て、ようやく今年の10月26日にすべての交渉を終えました。加盟の一括文書には議定書、貿易分野の改革状況、約束した作業報告、貨物、サービス業の市場進出タイムテーブルなどが含まれています。（ooeiei、山下）暮らし・経済へ