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 WTO、中国代表が第4回審査の質問に回答

2012-06-15 10:05:55     cri    

 世界貿易機関(WTO)が14日に開いた中国に対する第4回貿易政策審査会合で、中国代表団の団長を務める兪建華商務次官補が、他の加盟国から提出された質問に答えました。

 加盟国からは「これまでの2年間、輸入政策と投資政策の変動は小さく、中国の改革開放はまもなく停止するのではないか」と懸念の声があがりました。これに対して兪建華商務次官補は「中国は税収体制と人民元為替制度の改善や、新しい市場への参入許可の策定などに力を入れてきた。中国はより大きな決意と勇気をもって、改革開放を推進し続けていく」と述べました。

 また知的財産権の保護について、兪建華商務次官補は「知的財産権保護における中国政府の立場は明確である。これまでの2年間、中国は特別な取り組みを実施し、知的財産権の立法と正規版ソフトの使用などを促進した。今後も、商標や版権、特許などの保護を進め、関係法律と法規の策定に努めていく」と示しました。

 このほか一部の輸出品に対する輸出制限については「実施した措置のすべてはWTOの規則に合致している。汚染の酷い製品、エネルギー消耗が高い製品、枯渇が懸念される資源に対する輸出の制限は、中国が環境保護と持続可能な発展を実現するために講じた措置である」としています。(万、吉野)暮らし・経済へ

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