アラブ連盟のアラビ事務局長は3日、直ちに措置を講じて、イスラエルの入植地建設という強硬な行為を制止するよう、安保理に求めました。
アラビ事務局長はこの日の声明の中で、「イスラエル政府がヨルダン川西岸と東エルサレムに入植地拡大を許可した行為は情勢の悪化をもたらす可能性がある。この行為はパレスチナが国連のオブザーバー国の地位を獲得した後に発生したもので、国際社会が地域の平和のために払った全ての努力と希望が無駄になる恐れがある」と述べました。
また、アラビ事務局長は、「イスラエルの入植地建設という行為及びその他の一方的な行為は平和、希望と両国方案を破壊するものだ」と強調しました。
なお、イスラエル内閣は、11月30日にパレスチナが国連オブザーバー国の地位を獲得したことを受けて、ヨルダン川西岸と東エルサレムのユダヤ人入植地に3000戸の住宅を新築することを批准したということです。(玉華、中原)
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