中国の李克強副首相は28日、中南海紫光閣で、中国を訪問中の世界銀行のジム・ヨン・キム総裁と会談しました。双方は中国と世界銀行の協力などについて意見交換をしました。
李克強副首相は、「中国と世界銀行は長年、インフラ整備、貧困扶助など多くの分野で効果に富んだ協力を行ってきた。これは、中国が発展する中で世界の経験を参考するためにも非常に有益だ」と述べました。
李副首相は、「中国はすでに、中所得国に仲間入りをしたが、発展は不均衡である。特に都市部と農村部の格差は大きい。今後数十年における最大の発展潜在力は都市化にある。中国は世界銀行と都市化について合同研究を展開したい」と述べました。
ジム・ヨン・キム総裁は、「中国の都市化プロセスは世界に巨大な市場と貴重な経験を提供するだろう。世界銀行はこの面で中国との協力を強化したい。これは世界銀行の発展理念を豊富にし、貧困扶助と開発援助を成し遂げるために重要な意義がある」と述べました。(玉華、中原)
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