米海軍の機関紙「海軍タイムズ(Navy Times)」が21日報道したところによりますと、米軍が湾岸地区に配備している2つの空母艦隊ですが、今年12月から来年1月にかけての2カ月「品切れ」になり、「ジョン・C・ステニス」だけが配備されることになります。
米軍の計画に基づいて、母港をワシントン州ブレマートンに置く空母「ニミッツ」は「ドワイト・D・アイゼンハワー」の交替として来年の1月前に湾岸地区に配備されます。しかし、「ニミッツ」の推進系統が故障したため、修理は来年の夏までかかる見込みで、配備が延期されます。一方の「ドワイト・D・アイゼンハワー」は飛行甲板の補修のため、今年12月に予定を繰り上げてバージニア州ノーフォークの母港に戻る計画で、補修作業は来年2月に完了する見込みです。補修が完了すれば、「ドワイト・D・アイゼンハワー」はまた湾岸地区に戻り、「ニミッツ」との交替まで4ヶ月滞在するということです。
米海軍当局筋は、「『ドワイト・D・アイゼンハワー』が帰国して補修する期間中、『ジョン・C・ステニス』は湾岸地区に配備される唯一の米軍空母となる。これは、2010年12月以来、湾岸地区に配備される米軍の2つの空母艦隊の初めての『品切れ』だ」と述べました。(玉華、志摩)国際・交流へ
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