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 ASEAN事務総長、南海問題に言及

2012-11-20 13:42:51     cri    

 ASEAN・東南アジア諸国連合のスリン・ピッスワン事務総長は20日、カンボジアの首都プノンペンで、「南海問題において、ASEANは個別の加盟国が自らの利益を求めることを制限することはできないが、ASEAN全体の利益や一体化プロセスに影響を与えてはならない」と強調しました。

 このほど、カンボジアのフン・セン首相は一部のASEAN加盟国がASEANの共通認識や中国と構築した対話メカニズムを顧みていないとして批判しました。これについての記者の質問に対し、スリン事務総長は「南海をめぐる議題に対し、各国首脳は慎んだ態度を取るべきだが、その他の重要な議題から孤立させるべきではない。ASEAN加盟国は自らの方式によって自らの利益に関心を寄せ、それを求める権利があるものの、ASEAN全体の利益に影響を与えてはならない」と述べました。

 さらに、「如何なる議題でもサミットのほかの重要な議題に影響を与えることを許さない。国際枠組み内で平和的な方式を通じて、関連する法律を尊重し、すでに達成した共通認識や宣言に基づけば、如何なる加盟国も自らの利益を求めることを制限されることはない。しかし、われわれの重点は地域の協力と協調にあり、ASEANの一体化プロセスと新しい対話メカニズムの確立にある」と語りました。(11/20 Lin、中原)

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