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 第21回ASEAN首脳会議、プノンペンで開幕

2012-11-18 20:27:27     cri    
 第21回ASEAN首脳会議及び一連の会議は18日、カンボジアの首都プノンペンで始まり、東南アジア10ヵ国の指導者及び代表団が開会式に出席しました。3日間の日程で、参加者たちはASEANの一体化、ASEAN経済の好転及びASEAN内部の紛争調整能力の強化などの議題をめぐり協議します。また、中国、日本、韓国、米国、ロシア、インド、ニュージーランド及びオーストラリアが参加する二国間あるいは多国間首脳会議で、地域の協力強化と共同の危機対応などについて意見交換を行う予定です。

 このほか、東アジア諸国の指導者が参加する一連の会議も19日から相次いで開かれ、中国の温家宝首相も招きに応じて出席する予定です。今回のサミットには中国、日本、韓国をはじめ、8ヵ国の指導者が参加するため、地域間協力に関する議論も注目されています。また、ASEAN10ヵ国と自由貿易パートナー国のオーストラリア、中国、インド、日本、韓国とニュージーランドの指導者が期間中に全面的な経済パートナーシップ協定に向けての協議を始め、世界最大の自由貿易区が形成されます。このことは、東アジア地区、さらには世界の貿易状況に重要な影響を及ぼすことになります。

 また、『南海に関する行動宣言』の継続的な推進も今回の首脳会議の主な議題の一つで、各国の指導者は平和理解を踏まえて、対話と協議を行うことになります。

 このほか、今回の会議では、『ASEAN人権宣言の執行に関するプノンペン宣言』、『カンボジアにおけるASEAN地雷除去センターの設置に関する決議』及び『ASEAN一体化に向けての2012年目標に関する報告』などの一連の声明と文書が採択され、調印される見込みです。

 さらに、『南海に関する行動宣言』の調印10周年を記念するため、中国とASEAN諸国による関連の合同声明の発表も予定されています。(Yan、山下)国際・交流へ

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