中国外務省新報道官の華春瑩報道局副局長は16日、外務省の定例会見の場で初めて記者と会見しました。

　華春瑩副局長は、「中国と世界の相互理解と信頼感、協力を強めるために積極的に努力していきたい。現在、中国はさらに世界を理解する必要があり、世界もさらに中国を理解する必要がある。新報道官として、人々が適時に、的確に、全面的に中国の外交政策を理解できるよう全力を尽くしていきたい」と述べました。

　この日午後の定例記者会見が終了する前に、報道局の秦剛局長が内外の記者に華春瑩新報道官を紹介し、「華春瑩副局長は20年にわたって外交活動に従事しており、外務省欧州局や、ヨーロッパ、アジア地区での実績がある。豊富な外交経験と優れたコミュニケーション能力を持っていて、外務省の女性報道官として非常に適任である」と述べました。

　来週月曜日、華春瑩報道官は外務省のブルーホールで、初めて新報道官として定例記者会見を行います。

　華報道官は外務省の歴史上、5人目の女性報道官になるということです。（玉華、丹羽）