中国共産党第18回全国代表大会(第18回党大会)の報告は、人口問題に言及した際、「計画出産の基本的国策を堅持し、出生人口の資質を向上させ、政策を次第に整備し、人口の長期的、均衡的な発展を促進していく」としています。これについて専門家は、「この表現は第17回党大会の報告の表現とは異なっており、高齢化問題に直面する中国の人口政策が方向を変えることを示唆している」と見ています。
第17回党大会の報告は、「計画出産という基本的国策を堅持し、低出産率を安定化し、出生人口の資質を向上していく」としています。
これに対し第18回党大会の報告は、「低出産率の安定化」の代わりに、「政策を次第に整備し、人口の長期的、均衡的な発展を促進する」と強調しています。これは、中国が単に人口抑制に取り組むだけでなく、同時に人口の資質と人口の持続可能な発展も重視していくということを示しています。(玉華、中原)暮らし・経済へ
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