中国共産党第18回全国代表大会のプレスセンターが12日午後、北京で4回目の記者会見を開きました。住宅と都市・農村建設省、国家発展改革委員会、環境保護省及び人的資源と社会保障省の4部門の責任者が、450人あまりの国内外の記者を前に、国民生活分野の事情を説明し、質疑応答が行われました。
姜偉・住宅都市農村建設相は「今後、不動産市場の安定的な発展を促し、保障型住宅の建設を早めると同時に、農村部の危険な住宅の改築を行い、都市と農村の住民の住宅保障を強化していく」としました。
国家発展改革委員会の朱之鑫副主任は、2012年から2015年までの主な活動として、全国民をカバーする医療保険システムの健全化、基本的医薬品制度の整備、公立病院の改革の推進という3点を挙げました。
周生賢・環境保護相は、この10年間における中国の環境保護活動の進展を振り返った上で、生態文明建設を大いに推進し、資源節約型・環境にやさしい社会を構築するとの目標を示しました。
また、人的資源と社会保障省の楊志明次官は「最近は企業の大規模なリストラや農民工(出稼ぎ労働者)の大規模な里帰り現象はない。しかし、経済成長の鈍化による就業への影響が出てきている。今後、より効果的な措置を講じて、雇用の創出に取り組む」と語りました。(ZHL、山下)暮らし・経済へ
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