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 温首相、新しいエネルギー安全観を持つことを強調

2012-11-06 19:14:33     cri    

 温家宝首相は6日、ラオスのビィエンチャンで「アジアと欧州のエネルギー生産国、消費国と輸送国が共に努力して、互恵の協力を行い、多元的に発展し、協調して保障し合う新しい安全観を持つべきだ」との考えを示しました。

 6日の午前、温首相は第9回アジア欧州会合首脳会議でグローバル問題について発言した際、「当面の国際情は深刻な変化が起き続け、エネルギー安全、食糧の安全、災害の防止と削減、それに気候の変動など世界的な問題が尚も際立ち、世界経済の全面的な回復とアジア欧州諸国の長期の発展にチャレンジをもたらしている」として、「エネルギー安全は一国の経済とその国民の生活や福祉にかかわる重要問題で、世界経済の全面的な回復と長期的な発展に重要な意義を持っている。クリーンエネルギーと再生可能エネルギーの開発を推進して、エネルギー構造の最適化を促すと共に、エネルギー価格を安定させ、エネルギー市場の正常な秩序を維持しなければならない。同時に、省エネと効率向上によって、節約型生産方式と消費モデルの構築に取り組んでいくべきだ」と述べました。

 温首相はまた、「アジア諸国は災害対応での経験が豊かであり、欧州諸国にはハイテク技術を運用した災害削減と救援製品を持っていることから、双方は災害の防止・削減の分野で協力を強化すべきだ」と述べました。(ヒガシ)

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