中国の温家宝首相は11日天津で、2012年天津夏季ダボス会議に出席するために中国を訪問中の各国の首脳とそれぞれ会談しました。
温首相はルワンダのカガメ大統領と会談した際、「中国とルワンダの関係は長期的に安定して発展しており、友好と相互信頼が絶えず深まっている。中国政府は中国企業のルワンダへの技術譲渡や現地での人材育成、新製品開発や市場開拓を重視している」と述べました。
デンマークのヘレ・トーニング・シュミット首相と会談した際、温首相は、「中国とデンマークは長期的に友好関係を保っている。中国はデンマークとハイレベルの交流を強化し、経済貿易、農業、観光などの分野での協力を推進していきたいと考えており、デンマークの中国への投資拡大を歓迎する」と述べました。
この他、温首相はパキスタンのアシュラフ首相、ラトビアのドムブロフスキス首相、リトアニアのクビリウス首相、シンガポールのゴー・チョクトン名誉上級相らとも会談しました。
また10日、温首相は世界経済フォーラムのシュワブ議長と会談し、「世界経済が困難な時期に、ダボス会議は国際社会が交流と協力を強化するための架け橋になっており、未来を若き指導者に任せ、革新と持続可能な発展を積極的に推進することで、人々に自信と力を与えている。中国は今後も改革開放を推進していく方針であるため、発展の潜在力は大きい。ダボス会議は中国に根付き、世界に向けて開放された場として、開催を重ねるごとに実りは大きくなるだろう」と述べました。
これに対しシュワブ議長は「夏季ダボス会議は6回の開催を経て、国際社会の注目を集め、積極的な参加を得ており、世界経済フォーラムの重要な柱となっている。中国は国際金融危機に対応する中で非凡な成果を収め、自信を伝えた。世界経済フォーラムは中国と協力を強化し、世界経済の成長を促進するために引き続き積極的な役割を果たしていきたい」と述べました。(玉華、中原)
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