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 国連、アラブ連盟とロシア、シリア危機解決で会談

2012-11-05 14:39:24     cri    

 シリア問題を巡る国連とアラブ連盟の合同特別代表を務めるブラヒミ氏、アラブ連盟のアラビ事務局長、それにロシアのラブロフ外相は4日夜、エジプトの首都カイロで、シリア問題について会合を行いました。3者は「シリア問題の武力解決を排除するべきだ」との共通認識に達しました。

 ブラヒミ氏はその後の合同記者会見で、「現在の情勢は非常に危険である。シリア危機はその他の国に蔓延する可能性がある。会合に参加した3者は、シリア問題で武力解決の方法はないと一致して同意した。もしシリアの関係各方面が政治的解決方法を受け入れなければ、危機はさらに悪化するだろう」と述べました。

 アラビ事務局長は、「3者は新たな協定には達していない。ブラヒミ氏はシリア問題に関するジュネーブ公報を国連安保理の決議に転化し、政治上で実施できると考えているが、安保理はシリアで暴力を停止することについて一致に達しなければならないことになる」と述べました。

 そしてラブロフ外相は、ジュネーブ公報を実行し、ブラヒミ氏の仲裁活動を支持するよう呼びかけました。

 今月12日、アラブ連盟はカイロで、シリア問題を仲裁するための閣僚級委員会会議とアラブ連盟特別外相会議を開くことになっており、ブラヒミ氏がこれに出席し、報告を行なうということです。(玉華、中原)国際・交流へ

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