国連のパン・ギムン事務総長は1日に報道官を通じて声明を発表し、ハリケーン「サンディ」で被害を受けた人々にお見舞いの意を示しました。パン事務総長は声明の中で、「必要があれば、国連は被災後の再建に支援する用意がある」と述べました。
この声明は、また「パン・ギムン事務総長はアメリカやハイチ、ドミニカ共和国のそれぞれの首脳やニューヨーク市長と連絡し、被災者へのお見舞いの意を伝えた。現在、国連人道主義事務協調室は援助の準備を備えている」としています。
安全と安全保障を担当するグレゴリー・スター事務次長と行政管理を担当する高須幸雄事務次長はこの日、合同で記者会見を開き国連本部の被災状況を伝えました。
スター事務次長は、「ニューヨークにある国連本部はこれまでにない洪水被害を受けた。各ビルの地下部分は浸水しており、まだ通常業務ができない状態だ」と述べました。
高須事務次長は「これまでに職員の死傷や財産の損失などの報告は受けていない」とし、世界各国の関連機関と連絡をとりあっていることを明らかにしました。(万、吉野) 国際・交流へ
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