イスラエル国防省は4日、「イスラエル軍は、今後数週間のうちに、五つ目のロケット弾迎撃システム『アイアンドーム』を配置する」と発表しました。

　イスラエル国防省の声明によりますと、ここ数日間、ミサイル防衛局は「かつてなかった脅威」に対応するため、ロケット弾迎撃システム『アイアンドーム』の能力を強化する試みを行い、結果的にこのシステムの機能が大きく改善されたということです。

　10月24日、ガザ地区の武装勢力はイスラエル南部およびガザ地区に近いエシュコル地区とアシュケロン地区にロケット弾を80発以上撃ち込みました。そこで「アイアンドーム」システムはアシュケロン地区に打ち込まれたロケット弾のうち8発を打ち落としています。イスラエルのネタニヤフ首相はこの日、アシュケロン地区を視察した際、「イスラエル南部地域の防衛能力を強化するため、より多くの『アイアンドーム』システムを配置する」と強調しました。（任春生、中原）国際・交流へ