シリア通信社が29日に発表したところによりますと、シリアの首都ダマスカス郊外で自動車爆弾テロがあり、少なくとも6人が死亡し、50人あまりが負傷したということです。

　目撃者によりますと、現地にあるレストラン付近で爆弾を積んだ自動車が爆発したもので、そこはシリアの治安部門とアラブ復興社会党の支部から200メートル離れたところだということです。

　今のところ、犯行声明はでていません。今年の10月29日はイスラム教最大のお祭りであるクルバン祭（イード・アルアドハー）の最終日に当たります。シリアの政府軍と反政府勢力は、ブラヒミ国連・アラブ連盟共同特使のクルバン祭期間中の停戦という提案を支持していましたが、これまでの3日間、シリア国内の暴力は中断したことはありません。（万）

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