中国の楊潔チ外相は27日ニューヨークで、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体の加盟国であるチリのモレノ外相、ベネズエラのゲレーロ外務次官、キューバのロドリゲス外相と初の会談を行いました。

　楊外相は、「今回の会談で、双方の定期的外相対話制度が正式にスタートした」と述べた上で、「中国はラテンアメリカとの関係を重視し、ラテンアメリカおよびカリブ諸国と共に、戦略的相互信頼を深め、実務協力を強化し、交流を拡大し、協力を促進していきたい。中国は、「相互尊重、平等互恵、協力共栄」の精神に則って、ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体と共に努力し、双方首脳の訪問の成果を履行し、全面的協力パートナー関係を発展させていきたい」と述べました。

　ラテンアメリカ側は、「ここ数年、ラテンアメリカとカリブ諸国は中国とのハイレベル往来を頻繁に行い、経済貿易、人的分野などにおける交流と協力が豊かな成果を収めている。ラテンアメリカ諸国は中国と対話し、国際的な問題における協調と協力を強化し、友好関係の全面発展を促進していきたい」と表明しました。（ooeiei、大野）