エジプトの首都カイロのタハリール広場で12日、数千人規模の衝突が起こり、少なくとも110人が負傷しました。

　衝突の一方はモルシ大統領とムスリム同胞団を支持するスローガンを掲げており、去年発生した反ムバラク政権デモ隊襲撃事件を指示した前政府高官を改めて裁判するよう求めました。もう一方は反対派で、制憲委員会を解散し、公平で正義を主張する憲法を改めて制定するよう求めました。双方は意見の食い違いでもみ合いが生じ、投石などの武力衝突に発展したということです。この影響で、タハリール広場周辺は交通麻痺に陥っています。（FUYING、中原）

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