トルコのエルドアン首相は5日、「トルコは、自らの尊厳に対するいかなる挑発も決して容認せず、放任できない」と、強硬な姿勢を示しました。
トルコの最大の都市・イスタンブールで同日、5000人が集まる集会が行われ、エルドアン首相は「いかなる人間もトルコの抑止力、決意、能力に対し挑発しようとしてはいけない」と警告しました。さらに、「トルコは戦争したくはないが、自らの尊厳に対する挑発を決して容認できず、放任できない。平和を求めるなら、戦争に備える必要がある」と述べました。
これは、5人が死亡したシリアによる3日の越境砲撃以降、トルコの首相が示した最も強硬な姿勢です。
シリアによる越境砲撃以来、トルコ軍は3日間連続で、シリアへの砲撃を行いました。トルコ海軍も地中海に集まり、軍艦と潜水艦が配備されています。さらに、トルコ議会は4日、緊急事態として、越境軍事行動を認める議案を採択しました。(朱丹陽、山下)国際・交流へ
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