トルコ政府は15日、「トルコの軍用車列がこの日、トルコ東南部のハッキャーリ県でクルド労働者党（ＰＫＫ）武装勢力によって埋設された地雷の爆発襲撃を受け、兵士4人が死亡、5人が負傷した」との声明を発表しました。

　今回の事件は、トルコ軍が今月8日から14日にかけて同県で行った軍事行動でクルド労働者党武装勢力80人余りを殺害した後発生したものです。

　トルコ軍総参謀部は10日声明を発表し、「今年2月から8月までの間、トルコ軍はクルド労働者党武装勢力を合わせて330人を殺害した。しかし一方、88人のトルコ軍兵士が軍事行動の中で死亡した」と述べました。（玉華、志摩）　国際・交流へ