世界各地の華人華僑はこのほど、相次いで中国の領土である釣魚島を「国有化」する日本政府の不法行為に抗議し、中国政府が国家の主権と領土保全を守るために取ったあらゆる措置と行動を支持する考えを表明しました。

　現地時間の18日午後、イタリアの首都ローマにある赤十字広場には、１千人近くの華人華僑が集まりました。これらの人々は、「釣魚島を守る責任は、われわれにある」とスローガンを声高々に叫んでいました。イタリア中国平和統一促進会の項進光執行会長は、中国の領土主権を損なう日本政府の行動の停止を求める抗議文を読みあげました。

　イギリスでは、数百人あまりの華人華僑はロンドンにあるチャイナタウンで抗議集会を行った後、共同声明を発表し、日本政府の不法行為を非難しました。その後、参加者代表は抗議文をイギリス駐在日本大使館員に手渡しました。

　スイスの華人華僑聯誼会や、華商会など10あまりの華人団体はこの日共同声明を発表し、「スイス在住の華人華僑は、中国の領土を不法に奪い取ろうとする日本の強盗行為に強く反対すると共に、中国政府が国家の領土保全を確保するために講じたあらゆる措置と行動を擁護し支持する」と表明しました。（万、KOKUSEI）国際・交流へ