中国の胡錦涛国家主席が7日、ロシアのウラジオストクで、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席と会談した際、中国とベトナムとの関係発展について、双方が両国関係発展のための正しい方向性を把握し、両国関係に見られる積極的な状態を絶えず増やし、両国国民の友好を確実に深めていくという3つの提案を打ち出しました。また、「双方は南海問題の政治解決を堅持し、紛争を棚上げにして共同で開発する道を歩み続け、二国間交渉と友好的協議を堅持し、南海の平和と安定という大局を維持すべきだ」と強調しました。

　チュオン・タン・サン国家主席は、ベトナムは中国側と共に、両国関係の戦略的利益を念頭において両国の指導者が達した共通の認識事項を真剣に実施し、平和的な友好協議を通じて、海上問題の早期解決を推し進めていきたい」と述べました。（玉華、kokusei）