国連のパン・ギムン事務総長は29日、イランのテヘランで「シリア問題の平和的な解決に、イランは重要な役割を果たすことができる」と述べました。

　イランのメディアによりますと、パン事務総長は30日に開かれる第16回非同盟諸国首脳会議に出席するため、29日午後、テヘラン入りし、イランの最高指導者ハメネイ師、アフマディネジャド大統領らと会談しました。

　国連の発表によりますと、パン事務総長はイランに対して、できるだけ早く暴力を停止するようシリアの指導層に影響力を行使し、信頼できる対話と真の政治プロセスの実施のために環境をつくるよう求めたということです。(鵬、中原)国際・交流へ