日本自衛隊の岩崎茂統合幕僚長が23日、アメリカ国防総省を訪問し、アジア太平洋地域の安全情勢、及び日米同盟などについて、アメリカのマーティン・デンプシー統合参謀本部議長と会談しました。
そのあと双方は声明を発表し、「デンプシー議長と岩崎統合幕僚長は、米日同盟の二国間の安全保障に対する重要性、及びアジア太平洋地域の平和、安定と経済繁栄に対する重要性を改めて強調する。また、軍事協力を引き続き深め、共同の安全脅威に対応することで合意した」としています。双方はまた、アジア太平洋地域で新たな二国間の軍事協力を展開することについて話し合っており、その内容には合同訓練、偵察と軍事施設の共有などがあるということです。
デンプシー統合参謀本部議長は会談後の合同記者会見で、「米日双方はミサイル防衛問題でずっと協力している。アメリカはすでに日本にXバンド早期警戒用レーダーを配置した。現在、双方は日本にミサイル防衛レーダーを増設することについて検討している。アメリカと日本との軍事協力は海洋に限らず、陸上、空中、インターネットなどにも拡大していく」と述べました。
岩崎統合幕僚長は、日本はすでに、情報、偵察などの面でアメリカとの協力を拡大していると述べました。(玉華) 国際・交流へ
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