中国人タレント・段文凝の書き下ろしエッセイ『日本が好き!』の発刊を記念して、トークイベントとサイン会が22日、東京で開催されました。会場では、抽選で招待された120名ほどのファンなどが集まり、著書にまつわる段文凝のトークショーや中日文化のクイズ大会、「今日から使える中国語フレーズ講座」などで大いに盛り上がりました。
このイベントは、「中国をもっと知ろう」をテーマに、PHP研究所と旺文社が共同で行ったものです。早稲田大学元客員教授の楊為夫氏が特別ゲストとして招かれ、段文凝と共に中日文化の違いについて紹介しました。
段文凝は、NHK『テレビで中国語』のレギュラー出演などで、今インターネットを中心に人気急上昇中。彼女が書き下ろした『日本が好き!』(PHP研究所、発行日:2012年7月23日)には、自身の生い立ち、来日の動機など、中国から見た日本の姿・印象が綴られています。「新しい中日の架け橋に」という著者の思いあふれる一冊となっています。
本書について、段文凝は、「中国人の若者の今の様子を、そして自分自身が肌で感じた今の日本を、この本を読んでくれた中日両国の皆さんに伝え、お互いの理解を深めることに役立ちたい。あまり深い意味を考えず、気軽に楽しく読んでいただければ」と語りました。
また、「外国語で本を書くのは初めてで、自分の言いたいことがちゃんと伝えられるかどうかと心細く心配していた」と、書店で自分の本を初めて手に取った時の本音も漏らしました。
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