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 中日友好交流中学生卓球大会、北京で閉幕

2012-08-21 11:00:16     cri    

閉幕式の様子

開幕式の授賞式

 中日友好交流中学生卓球大会の閉幕式が20日、北京の人民大会堂で行われました。中国人民対外友好協会の李小林会長、日本卓球協会の大林剛郎会長、在中国日本国大使館の山田重夫公使が閉幕式に出席し、両国の選手たちに賞を授与しました。この大会には、83の姉妹都市から332人の中日両国の中学生たちが集まり、ペアを組んで合同チームを結成し、三日間に亘る試合で熱戦を繰り広げてきました。今回の試合では、全てのチームを五つのグループに分け、それぞれのグループから優勝チームが選出されました。中国の中山市・日本の市原市チーム、石家荘市・長野市チーム、廊坊市・松本市チーム、江蘇省・福岡県チーム、長沙市・鹿児島市チームがそれぞれのグループの優勝を獲得しました。

優勝の中山市市原市チーム

 中国人民対外友好協会の李小林会長は閉幕式で、「今年は中日国交正常化40周年であり、中日両国の政府に認定された国民友好交流年でもあります。中日両国の卓球交流は悠久かつ輝かしい歴史と伝統を持っています。今回の大会では、中日両国の選手たちが卓球の技を磨くだけでなく、共に生活、練習し、合同チームで試合に臨むことで理解を深め、友情を増進し、心と心の距離を縮めてきました。今回のイベントを通じて各若手選手たちが、帰国した後もよく連絡し合い、良い友達になり、中日両国の交流の架け橋になるよう願っています」と述べました。

 また、日本卓球協会の大林剛郎会長は閉幕式で、「今回の大会は両国の選手を通じて交流を深めること、つまり友好第一を主旨としています。その主旨をよく理解した両国の若者たちが試合や試合以外でも友情を深めることは大きな意義があると思います。二年後の2014年には中国の南京市で第二回ユースオリンピック大会が開催されます。今回の大会の選手の中からこのユースオリンピックに参加する選手が生まれることを心より願っています」と述べました。

 最後に、優勝チームの中国石家荘の耿舒鵬選手と日本松本市の柳沢茉歩選手が選手代表として挨拶し、「短い間の付き合いですが、私たちは友達が出来て、楽しい時間を過ごし、掛け替えのない思い出を北京に刻むことが出来ました。これは試合の成績より最も大事なことだと思っています」と語りました。(取材・写真:路カン)

中国人民対外友好協会の李小林会長

日本卓球協会の大林剛郎会長

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