今年1月から7月における中国国内の投資者による非金融類直接投資は、前年同期比52.8%増の422億2千万ドルとなりました。
中国商務省が発表したデータによりますと、今年1月から7月の期間、ラテンアメリカ、アジア、北アメリカに対する中国の投資は急ピッチで成長し、対ラテンアメリカ投資は67.7%、対アジア投資は63.1%、対北アメリカ投資は56.5%伸びました。また業種別でみると、今年に入って以来、ビジネスサービス業や採鉱業、流通業、それに製造業と四つの分野への投資が主流となり、特にビジネスサービス業への投資は56%を占めているとのことです。
これについて、商務省の沈丹陽報道官は「今の市場環境は中国企業にとって良いチャンスであり、世界経済が調整期にある時こそ、中国企業の海外進出の歩みは早まる。また、中国企業の競争力アップや国際市場を切り開くという意識の向上なども、中国企業の海外進出に積極的な影響を及ぼしている」と述べました。
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