ロシア国防省のアントノフ次官は9日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで、「2014年以降、アメリカ軍がアフガニスタンに引き続き駐留する計画にはいろいろな疑問がある。これについてアメリカに説明してほしい」と語りました。

　アントノフ次官はこの日開かれた記者会見で、「2014年、国際支援部隊がアフガニスタンから撤退するということは、その時点で彼らがすでに使命を完了したことを意味する。使命が完了したのなら、なぜアメリカ軍はアフガニスタンに駐留し続けるのだろう。ロシアは、これに対して憂慮せざるを得ない」と指摘し、アメリカがアフガニスタンにおける今後の行動計画をロシアに通報するよう求めています。（劉非　大野）　国際・交流へ