ロシア国防省はその声明で、「ロシアの軍艦は予定の夏季訓練を行っている」としています。それによりますと、北方艦隊の大型対潜艦『アドミラル・チャバネンコ』を含む軍艦が黒海と地中海水域で複数の軍艦と協力して一連の訓練を行なっています。

　去年から、ロシアは空母『アドミラル・クズネツォフ』、それに大型揚陸艦、ミサイル駆逐艦を含む各種の軍艦をシリア付近の地中海へ派遣してきました。ロシアは、これについて「これらの軍艦がこの地域で訓練を行う目的は、世界の重要海域においてロシアの軍事的存在を確保し、ロシア船舶の航行と海洋における経済活動の安全を維持することにあり、シリア情勢とは関係はない」としています。（玉華、高橋）

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