中国国防省の耿雁生報道官は31日に北京で行われた中国国防と軍隊発展・建設に関する記者会見で「中国軍隊は、特色ある軍事改革の推進を加速し、情報化に基づく軍事訓練を展開すると共に、国防科学技術と兵器・装備の自己革新能力の向上に努めている。情報化という条件の下、地域戦争で勝利できる能力を中心とした多様な軍事任務の遂行能力が著しく高まった」と述べました。
今年の8月1日は中国人民解放軍設立85周年にあたります。これについて、耿雁生報道官は「中国人民解放軍は85年の輝かしい道を歩んできた。そして、社会主義の建設と改革のため、国家主権や安全、発展の利益を守るために、歴史的な功績を挙げてきた」と語りました。
また、耿雁生報道官は「中国は終始防御的国防政策を堅持し、平和的発展の道を断固として歩み続けていく」と述べた上で、「中国軍隊は世界の平和と地域の安定のために重要な貢献をしてきた。これまで、150余の国々と軍事関係を確立したほか、22カ国の国防機関や軍隊と戦略的な交渉や国防をめぐる対話を展開している。30以上の国と50回あまりの合同演習を行い、各国の軍隊との友好や相互信頼を深めている。また、国連の平和維持活動にも積極的に参加し、これまで国連の23回の平和維持活動に延べ2万人あまりを派遣し、停戦監督や地雷排除、道路の敷設など国連に与えられた任務を見事に成し遂げてきた」と強調しました。(Katsu、中原)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |