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 中国、防御的国防策は永遠に変わらない

2011-03-31 15:41:28     cri    

 中国国防省の耿雁生報道官は31日、北京で「中国は、防御的国防政策を主張しているが、これは永遠に変わることはない。中国は永遠に覇権国にならず、軍事拡張を行わない」と強調しました。

 31日、中国政府は白書「2010年中国の国防」を発表しました。これを受けて、国務院報道弁公室は記者会見を行い、国防省の耿雁生報道官が記者からの質問に応えました。耿報道官は「中国の軍隊が国際的安全事務に参加するのは、平和的で、協力的で、建設的なものだ。中国の軍隊は、国連憲章と関連の国際法規に従って、海外での軍事行動を実施している」とした上で、「外国との合同軍事演習と訓練は、『同盟しない、対抗しない、第三国を対象にしない』という原則を堅持すると同時に、戦略互恵、平等参与、対等実施といった原則も堅持している」と述べました。さらに、「中国海軍は、中国の近海と周辺海域で演習と訓練を実施しているが、これは通常のもので、いかなる国をも対象にしていない」と強調しました。

 耿報道官は「アデン湾、ソマリ海域で護衛任務についている中国海軍の艦隊は、中国の船舶を護衛すると共に、国際機関と外国の船舶も護衛している。また、中国政府の関連部門と協力して、被災国に人道的援助物資を提供したり、専門家からなるチームを海外に派遣したりして、救助活動を展開している。これまでに、中国の軍隊は、合わせて20項目の国連平和維持活動に参加してきた。国連安保理の常任国では、平和維持チームの派遣数は最多である」と強調しました。

(朱丹陽)

 

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