ASEAN・東南アジア諸国連合外相会議が閉幕して間もなく、ASEAN10カ国の外相は、南海問題に関する6原則を発表しました。専門家は「この6原則の発表は、フィリピンとベトナムがASEANを利用し、中国と対抗する企みの綱が切れたことを表した」としています。
中国国際問題研究所の曲星所長は「この6原則は2002年の『南海各方面行動宣言』の内容とほとんど合致し、中国の一貫した立場と矛盾しない。しかし、フィリピンとベトナムがこのほど外相会議に加えようとした内容と異なる。南海問題をASEANのレベルまで引き上げる企みが外れた」と述べました。
曲所長は「この6原則の発表は、ASEAN加盟国の主流が中国と友好協力を発展しようとし、中国との関係を南海問題によって破壊されたくないことを物語っている」と述べました。(ooeiei、山下)
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