中国の李幹傑環境保護次官は16日北京で、「中国とアフリカ諸国との環境分野の協力は『グリーン経済の発展を分かち合う』という段階に入っていく」と強調しました。

　これは李幹傑次官が16日北京で開かれた中国とアフリカとの環境協力に関するシンポジウムで明らかにしたものです。

　李次官は席上で「都市化と工業化が進むつれ、人口の増加という圧力と生態環境の基盤がもろいという課題が中国とアフリカで浮き彫りになってきた。現在、環境保護と経済発展の良性的な循環や持続的な発展、それに協調し融合していくことは、双方の共同の努力目標である。中国アフリカ協力フォーラムという枠組を踏まえ、双方のグリーン経済の発展における協力を更に強化し、新たな協力モデルを築き上げ、環境に優しいメカニズムとクリーン生産など分野における協力を推進していく」と述べました。(Ｈｊ）暮らし・経済へ