ロシア、アメリカ、日本の宇宙飛行士3人を乗せたロシアの「ソユーズTMA-05M」宇宙船は15日、バイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーションに向けて出発しました。宇宙船は17日に国際宇宙ステーションとドッキングする予定です。

　ロシア連邦宇宙局の当日の発表によりますと、今回の3人の宇宙飛行士は今月1日に国際宇宙ステーションから戻った3人と交代するためのクルーだということです。

　今回の3人は国際宇宙ステーションに滞在する4カ月間で、心血管系の実験や小型魚類の骨組織をめぐる実験など30項目余りの科学実験を行い、宇宙ステーションと貨物宇宙船とのドッキングも完了させます。8月には2度の宇宙遊泳を実施し、それぞれロシアとアメリカの実験計画を遂行します。また、超小型衛星5機が日本の貨物宇宙船から宇宙ステーションに引き渡されます。（白昊、中原）

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