中日国交正常化40周年を記念する交流会が1日、北京で行われ、日本の丹羽宇一郎大使や、中日友好協会の責任者など中日各界代表が出席しました。

　丹羽大使は挨拶で、「これまでの40年間、日中両国の経済貿易規模は10億ドルから3400億ドルまで340倍に増加した。このほか、日中の国民交流の規模も40年前の年間1万人から年間540万人となり、今後は1000万人から2000万人になると期待している」と述べました。

　中日友好協会の井頓泉副会長は、「40年来、両国関係は多くの分野、特に経済貿易の分野において大きな成果を遂げてきた」と述べた上で、「6月1日から、人民元と日本円の直接取引が始まった。このほど、北京で行われた中日韓3カ国首脳会議で、3カ国首脳は投資協定に署名し、中日韓自由貿易圏交渉の年内スタートで合意した。これらの措置は東アジア地域により大きなチャンスと活力をもたらすだろう」としました。（万、大野）

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