中国の胡錦涛国家主席は30日、香港コンベンションセンターで香港各界の代表者と会談し、重要な談話を発表しました。

　胡主席は談話の中で、「中央政府を代表して、香港各界の代表に心からの感謝と崇高な敬意を表する」とし、「長い間、香港各界の代表は香港の円滑な返還や香港の繁栄と安定を保つ上で数多くの成果に富んだ仕事をし、また、祖国の内陸部の改革開放と近代化建設にも重要な貢献をした」と話しました。

　胡主席はさらに、「香港が祖国に返還されてから15年の間、一国二制度の実践において世界が注目するほどの成功を成し遂げた。実践で十分に証明されたように、一国二制度には強い生命力と大きな優位性がある。前進の道は、まだ数多くのリスクと困難があるが、皆が一致団結して、心を一つにさえすれば、香港の各事業は必ず新しい段階にまい進し、香港の明日は必ずやより麗しいものになる」と語りました。

　なお、中国全国政治協商会議の董建華副議長、香港特別行政区の曽蔭権現任行政長官と梁振英次期行政長官も会談に参加しました。（Yan、中原）

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