アメリカやロシアなど27カ国が、大規模な環太平洋軍事演習を行うことを受けて、中国国防省の耿雁生報道官は28日、北京で「中国の軍当局は関連の情報を注視しており、『大した動きではなく、驚く必要はない』と見ている」とした上で、「関係各国は、域内の平和と安定のためとなる行動を取るべきで、相反する行動をするべきではない」と、中国側の姿勢を表明しました。
アメリカはこのほど、今月27日から8月にかけて、ハワイで、これまでで最大規模の環太平洋軍事演習を行うため、26カ国を招きました。ロシアはこれに初めて参加すると応じたのに対し、中国、ブラジル、朝鮮は参加しないとしています。(朱丹陽 小野)
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