アジア・太平洋担当のキャンベル米国務次官補は27日、ワシントンにある戦略国際問題研究所で「米国は有力で安定的かつ持続的な対中関係の構築に力を入れており、中国と危険な戦略的な競争を行うつもりはない」と明らかにしました。
キャンベル国務次官補は「両国には意見の食い違いがあり、ある分野では競争をすることが避けられない。両国は双方の交流拡大や、人道主義支援などの分野で協力を行っている」と述べました。
南海問題について、キャンベル国務次官補は「米国は武力行使や高圧的な手段に反対している。ただし、自由通行や平和と安定維持、合法的な貿易の確保は米国の利益にも関係している。米国は問題の平和的な解決を支持しており、情勢の冷却が各国の利益に一致している」という考えを明らかにしました。(Yin)
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