中国の李克強副首相は27日北京で、米中貿易全国委員会代表団と会談しました。
李副首相は席上、米中貿易全国委員会が長期にわたって両国の経済貿易関係の発展に努めたことを評価した上で、「現在、世界経済が複雑で厳しい状況にある中、世界の2つの主要経済体として、中米の経済貿易関係を発展させることは、両国の根本的な利益に合致するだけでなく、世界経済の安定化と景気回復に向けて意義と影響力がある」と述べました。
さらに、「中米経済は補完性が強く、競争より協力、困難よりチャンスが多い。国交樹立30年来、双方の貿易額は180倍に増え、協力内容は経済の各分野に及んでおり、中国はアメリカにとって、最も成長が速い市場になっている。アメリカの商工界は中米関係の発展と経済協力の参加者であり、受益者でもある。今後もより多くの人たちに中米協力の互利共栄のメリットを知ってもらうため、貿易委員会はその影響力と優位性を発揮してほしい」と期待を寄せました。
それに対し、米中貿易委員会のマクドナルド会長は、両国関係の発展、双方の貿易規模の拡大、中国企業のアメリカへの投資促進のため努力していきたいと表明しました。(FUYING、大野)
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