中国仏教協会の報道官は15日、中国仏教代表団が第26回世界仏教徒大会韓国会議への出席を取りやめたことについて、談話を発表し、韓国の曹渓宗組織委員会が仏教の名義を利用して他国の内政に干渉することに憤慨しました。
談話は、「韓国の組織委員会は中国と世界仏教徒大会が作った約束に何度も背き、ダライラマが代表として出席することを固持し要請した。これは中国の仏教徒の感情をひどく傷つける行為であり、中国仏教代表団はこれに抗議し、12日に、会議への出席を取りやめ現地を離れることを決定した」と述べました。
また談話は、「中国仏教協会は世界仏教徒大会及び多くの執行委員、多国の代表の中国仏教界に対する理解と支持に感謝し、世界仏教徒大会との友好協力関係を引き続き発展させていきたい。また曹渓宗を含む韓国仏教界との伝統的交流を非常に大切にしており、曹渓宗が仏教の戒律を厳しく守り、慈悲と調和の精神を発揚し、中国と韓国の仏教の友好交流を発展させるために良好な条件と雰囲気を作り上げるよう希望する」と述べました。(玉華、丹羽)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |