仏教の修行が伝統として長く伝わってきた中国河南省では8日に河南仏教学院の創立式典が行われました。河南仏教学院は中国仏教の発祥の地、河南省でつくられた初めての現代化型仏教学院です。

　河南仏教学院は河南省仏教協会傘下の教育機関で、4年制の宗教学院です。6万9600平方メートルの敷地に建てられた校舎は唐代の建築様式を採り入れ、建築面積は3万平方メートル以上となっています。初代院長は中国仏教協会の副会長であり、河南省仏教協会の会長でもある少林寺の釈永信住持が務めます。

　学院は去年3月から学生の募集を始め、これまでに40人余りが入学しています。学生たちは戒律や中国とインドの仏教史を勉強するほか、ヨガ、古代中国語、英語、パソコン、宗教法規なども学ぶということです。（04／10　Lin、吉野）

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